水虫と聞くだけで不潔感がします。水虫は一度なってしまうと再発する可能性が50%とも言われているので感染しないように注意しましょう。水虫がきちんと完治したかどうかは必ず医師に判断してもらい、自己判断しないようにしてください。

水虫は日本人、特に高齢者に多い

梅雨の時期から夏場に入ってくると、足の間や裏などを中心にかゆみを訴える人がかなりいます。そして、それらの方の大半が水虫だと言われています。この水虫、日本では本当に身近な病気で、実に日本人の4分の1が水虫にかかっていると言われてさえいます。
では、なぜ日本人には水虫が多いのでしょうか。これには様々な原因が考えられますが、最も大きいのは高温多湿な日本の環境だと言えるでしょう。この病気の原因は白癬菌と言われる菌で、この菌が足の裏、指の間などに感染し、繁殖することで症状があらわれてきます。そして、白癬菌は他の大半の菌と同様に、高温多湿な環境を好みます。つまり、日本は白癬菌が繁殖するのに絶好の環境だと言えるわけです。また、近代化につれブーツを始めとする靴やストッキング、靴下を長い時間履く生活となってきたのも増加している原因だとも言われています。
そして、もう一つの原因として挙げられるのは高齢化社会です。実は水虫と言うのは高齢者の方が感染しやすい傾向があります。というのも、年齢が高くなるほど皮膚が硬く、厚くなるからです。硬く厚い皮膚は白癬菌が繁殖するのにはとても良い環境で、それが故に高齢者に感染してしまう人が多くなるというわけです。また、高齢者の中には比較的軽い症状が続いていて、であるとか、水虫であることを恥ずかしがって医療機関などの治療を受けてこなかった、などの理由で感染が長期化している方もいます。こうなるとむ図虫は慢性化し、治療にも時間が掛かってしまいます。
さらに、高齢者にとっては水虫は深刻な病気となり得る可能性もあります。例えば爪白癬にかかると爪が厚くなったり変形したりして歩きづらくなり転倒事故の危険が増えます。また、糖尿病と併発すると、潰瘍や壊疽を引き起こしてしまう危険性もでてきます。
このように、たかが水虫と侮らず、早いうちから医療機関に相談して根気よく治療することが大切です。